2021年09月30日 15:48

SheepDogが運営する、ITツール比較サイト・STRATE(ストラテ)は、9月に「チャットボットに関するアンケート」を行った。チャットボットとは、チャットとボットを組み合わせた造語で、AIによる自動会話プログラムを指す。電話やメールで対応していたカスタマーサポートへの問い合わせをチャットボットに回答させることで、顧客対応業務の効率化、顧客満足度の向上が期待できる。
今回の、20~50代の男女を対象とした「チャットボットを知っているか?利用したことはあるか?」というアンケートで最も多かった回答は「チャットボットという言葉を知らない」で49.75%だった。チャットボットの一般認知率は50%強ということがわかる。また、チャットボットを利用したことがあり、好んで使うと回答した人は約17%という結果となった。
「利用したい」または「使いたくない」と回答した人を、年代と性別で比較すると、30代の女性はチャットボットを好んで利用するのが20%で、使いたくないと回答した4%の5倍に。40代女性でも好んで利用する人のほうが、使いたくないという人よりも2.3倍多く、男性よりも女性のほうがチャットボットを好みやすい傾向が見える。
「利用したことがあり、好んで使う」と回答した人を見ると、20代30代の男女は約2割という結果になった。同じ年代のチャットボットを利用したくないと回答した割合よりも、利用したいと回答した割合のほうが高く、20~30代においてはチャットボットの利便性が受け入れられているようだ。本アンケートの詳細データはこちら。