2021年09月30日 09:14

Automagi(オートマギ)は、国内初の荷物情報収集AIアプリケーション「Logi measure(ロジメジャー)」の提供を開始する。

荷物の急増を背景に、物流業界の人手不足はさらに深刻さを増している。物流効率化の主要課題の一つとして、トラックに積載するダンボールのサイズや中身など、荷物のデータ記録・管理が非効率なことが一因として挙げられる。未だに、手作業でサイズ計測やデータ入力を行ったり、設置型の大きな機材に荷物を積み込んでサイズ計測しているため、荷物1個につき平均1分ほどの作業時間が発生している。そのため、1日に数千から数十万個のダンボールを配送する企業では大きな業務負荷につながっている実態がある。

「ロジメジャー」は、スマートフォンで荷物を撮影するだけで、自動で荷物サイズの計測と荷物情報の読み取りができる荷物情報収集AIアプリケーション。簡単に荷物のサイズを計測できるほか、荷物に記載されたバーコードを読み取ることで、荷物の中身や重量などあらかじめ記録されたデータを読み取り、従来約1分ほどかかっていた荷物情報の収集業務を最短約3秒で完結できる。

企業はこれまで配送業務における大きな負荷となっていた荷物のサイズ計測・データ管理業務の作業時間を約1/20にまで削減することが可能になるほか、荷物データを元にした倉庫管理の効率化やトラックの積載率向上、配送料金の算出や梱包コストの削減など物流DXを進める場合、「ロジメジャー」で取得した荷物データを活用できるようになる。

利用料金は月額15万円から。

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