2021年09月30日 09:05

ミチビクは、9月29日より、コーポレートガバナンス領域に課題を抱えやすいIPOを検討するベンチャー企業や上場企業に対して、取締役会等の重要会議の運営管理プラットフォーム「michibiku」の提供を開始する。

事業環境が大きく変化する昨今、企業の持続的成長と中長期的な企業価値向上を図るために、取締役会には適切な意思決定と実効性の高い監督が求められる。しかし「意思決定のための情報の不足」「適切な議論の時間不足」といった会議運営自体の問題に加え、「社外取締役が機能していない」「長年の組織風土」など組織面の根深い課題によって、取締役会の機能不全が指摘され、大きなインシデントがたびたび報道されている。また、コーポレートガバナンスの健全性については海外を含む機関投資家からの注目も高く、欧米に比べ日本企業の対応の不足が指摘されている。

「michibiku」は、取締役会を始めとした、重要会議の資料とコミュニケーションを集約することで、適切な情報提供を実現し、議論の活性化に貢献するサービス。重要会議の管理をDX化することで、会議情報を一元管理し情報漏洩や紛失・改ざんのリスクを低減、また、アナログ作業だった事前事後の業務を効率化、スムーズな会議運営を支援する。これによって、上場企業・スタートアップの最高財務責任者(CFO)・経営企画チームが本来あるべき情報収集・提供にリソースを投資できる状態を作り、より実効的な議論の機会を創出、取締役会の機能発揮がなされることで、日本企業の成長を促進することに寄与したいと考えている。

提供開始日は9月29日。

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