2021年09月24日 08:48

日本文芸社は、「はじめてのボタニカルアート」を9月17日に発売した。

同社は、出版やデジタル配信で「人の心・身体・暮らしを元気に、楽しく、前向きに輝くようにする」コンテンツ創造カンパニーとして社会に貢献することを理念に掲げている。

植物学という科学的要素を含んだ芸術、ボタニカルアート。植物を観察し、その特徴をとらえ正確に美しく描くことで、植物の奥深さに出会うことができる。本書では、下描きから彩色までの詳細な解説は、ピーマンとガーベラで。人気のバラはもちろん、スイセンやユリなどの園芸種、野草、果実、多肉植物の描き方も紹介。画材や筆の扱い方、鉛筆の線描=下絵の描き方などの基本テクニックから学べる。

また、ボタニカルアートの基本は植物を正しく記録すること。植物の器官の名称など、植物そのものについての知識を得るためのページも。使用する絵の具は15色。絵の具を混ぜる(混色)だけでなく、何度も塗り重ねる(重色)ことで、あらゆる色彩を表現。植物の質感を再現。ポイントは陰影を見分けること。陰影を塗り分けることで写実的な立体感や質感を再現する。どんなタイミングで何色を重ねるのか、それぞれの作例ごとに解説しているので、水彩画を描いている人も、そうでない人も、活用できる内容だ。

定価は2530円(税込)。発売日は9月17日。販売場所は、全国の書店・オンライン書店等。

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