2021年09月22日 14:48

株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」では、第12号案件として、大学発バイオベンチャー「プロメドサイエンス株式会社」の情報を公開した。9月21日20時よりプロジェクトの情報を開示し、9月28日20時より株主募集を開始する。募集開始の前日には、創業者が語る無料オンラインセミナーの配信を予定。

プロメドサイエンス株式会社では、現役臨床医師が確立した次世代創薬技術「多機能性PIポリアミド創薬技術」を応用して、「腎不全」の進行を抑制する医薬品の実用化を目指している。「PIポリアミド」による創薬は遺伝子の特定の部位に作用して、病気の原因となる物質の設計図を作らせない(設計図を作るスイッチを入れさせない)薬を作り出す技術。

創業メンバーの福田さんらは、同じ目標を持つ仲間として大学を超えた共同研究を推進。この「PIポリアミド創薬技術」の第二世代と言える「多機能性PIポリアミド創薬技術」を確立した。これは、今までは対応困難だった分子をターゲット化、調節できる創薬技術で、新たな医薬品の創製が可能になる。

プロメドサイエンス社では「PIポリアミド創薬技術」及び「多機能性PIポリアミド創薬技術」を使い、「線維化」を伴う病気の治療薬開発に取り組む。原因不明とされる特発性(とくはつせい)肺線維症の医薬品の市場規模は2027年に88憶ドル(約10兆円)で、年7.3%伸びると推定され、今後大きく伸びていくと期待されている。