2021年09月16日 17:45

9月下旬、トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE」から、新しい「ルー・ガービッジ」が発売される。これは、産業廃棄物になってしまうヨットの帆や道具などを再生し、アップサイクルする「Re Sail Factory」と3者のコラボレーションによるもの。

太陽と風を受け大海原を疾走したヨットの帆は、一つひとつが異なる環境下で使われているためそれぞれに味わいがある。それがアップサイクルされ、ゴミの持ち帰りやビーチクリーンに役立つゴミ箱になるトートバッグ「ルー・ガービッジ」に生まれ変わるという、ロマンのある商品。なお、一部工程は、湘南にある障がい者事業所のサポートによってつくられた。

新商品名は、RT.ルー・ガービッジ.RESAIL-45。価格7480 円(税込)。販売場所は、ROOTOTE GALLERY 横浜ジョイナス店、代官山ルーストリート店。サイズはW40×H44×D25cmで、45リットル サイズのゴミ袋に対応している。

今後、同商品は「ROOTOTE」からシリーズ化される予定。また、NPO法人湘南ビジョン研究所はこの仕組みとノウハウを活かし、公共交通機関や商業施設に忘れられた傘をアップサイクルしてバッグをつくる事業などにも取り組んでいく予定。同研究所は、湘南地域の持続可能なまちづくりをめざし、海の環境活動を行う市民団体。そのため、企業や自治体へ働きかけることも予定されている。