2021年09月16日 14:37

日本交通は、直営事業所および直系子会社の都内タクシー車両約2800台につき、空気清浄機等を装備した「ニューノーマルタクシー」への改造を完了した。

「ニューノーマルタクシー」とは、東京ハイヤー・タクシー協会がウィズコロナ時代に向けて「空気のキレイなタクシー」の普及に向けて導入を目指す、新型コロナウイルス感染防止対策を強化したコンセプトカー。車内には空気清浄機、車内の空気を「見える化」する空気清浄度モニター、新型の飛沫防止シールドを取り付けている。空気清浄機・空気清浄度モニターには、デンソーが開発した「Puremie(ピュアミエ)」を採用。飛沫防止シールドは三和交通が開発した「防犯衛生シールド(防衛シールド)」で、飛沫を遮断しつつ、スマートで清潔な車内空間を提供する。

日本交通では1台を改造して2020年10月より試験運行に協力した後、2021年1月より順次取り付け改造を開始し、今回東京23区・武蔵野市・三鷹市の営業エリア内の直営事業所・子会社2787台の改造が完了した。日本交通ではこれまでより車内換気の徹底、車内の除菌清掃、乗務員のマスク着用、うがい・手洗い等の励行、日常的な体温測定、ワクチン職域接種の実施など、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に取り組んできた。これらに加えて、空気清浄機や新型飛沫防止シールドの設置を通じて「新しい生活様式」に適合した、一層安全・安心な車内環境の提供を目指す。

日本交通