2021年09月15日 18:42
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公益財団法人PwC財団とスタートアップH2Lは、スマートフォンを操作して遠隔地のロボットを操作し、農業参加するシステムRaraaS (ララース, 遠隔農業ロボットサービス)を共同開発した。

RaraaSは、「農業従事者数の減少」「都市一極集中型の社会構造」と「障がい者の社会参画機会の制限と低賃金」の3つの社会課題の解決を狙っている。RaraaSでの体験を通して、若者や外出が困難な障がい者の農業参画の促進、都市部の労働者が地方の労働に参画する社会構造の構築、障がい者の賃金向上が期待できる。

2021年7月から9月までは開発関係者のみで体験会が実施され、10月より一般のユーザにも体験会が公開される予定。15歳以上の、Zoom接続PCとiOSが利用できるユーザなら参加することができる。ただし、予約枠が埋まり次第応募は終了となる。体験会「遠隔ロボットdeいちご摘み」の所要時間は15分程度で、Zoomを通じてオンライン体験スタッフから操作方法を学び、RaraaSによる農作業体験を行う。体験者には特典として、体験写真や遠隔ロボットの操作レポートがプレゼントされる。

今後RaraaSでは、H2LのBodySharing技術を組み込み、細かな指の動きや力の入れ具合などの作業をロボットに伝達し、果実の重さまでユーザにフィードバックするシステムの実現を目指す。