2021年09月13日 18:16

社宣伝会議は9月10日、効果的なプロモーション企画を顕彰する公募賞「第13回販促会議企画コンペティション」(販促コンペ)の贈賞式を開催し、受賞企画を発表した。
「販促コンペ」は、マーケティング・プロモーションの専門誌「月刊販促会議」が2010年7月、プロモーション手法の創造とさらなる進化、ならびに企画力に優れた人材の発掘・育成を目的としてスタート。応募総数は4631本にのぼった。
厳正なる審査の結果、今回の「グランプリ」は残念ながら「該当なし」という結果に。最終審査員による審査会でも、意見が分かれ、大きな議論を呼んだ。グランプリに準じる「ゴールド」(金賞)は通常2作品のところ3本が、「シルバー」(銀賞)は3本が入選。課題提供企業と企画名はゴールドが、聖隷福祉事業団「エデンの園 キャンパスライフコース」、ミニストップ「アイスの年パス」、ロート製薬「極潤おしぼり」。シルバーが、アレフ「キッズ柱」、タキイ種苗「そだてる絵本ダネ」、ミニストップ「ミニストップ・バスストップ」。
聖隷福祉事業団「エデンの園 キャンパスライフコース」は、コロナ禍によって主流となったオンライン授業を活用し、老人ホームで生活しながら学位を取得できるコースの創設を提案した。ミニストップ「アイスの年パス」は、ミニストップの強みであるアイスに着目し、サブスクリプションサービスとしてアイスの「年間パスポート」を提案。ロート製薬「極潤おしぼり」は、極潤で冷やしたおしぼりを提供し、スキンケアで気持ちのいい体験をしてもらう企画となる。