2021年09月10日 17:25

スタートライン」は、屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKIの17拠点目となる「IBUKI OSAKA KADOMA FARM」を、10月1日、大阪府門真市に開設する。

IBUKIは、通勤が困難な障がい者や企業の担当者が通いやすいよう、主要駅から比較的アクセスの良い場所に立地する、地域に根差した屋内農園型障がい者雇用支援サービス。天候の影響を受けにくく、設備・環境を整えやすい屋内型農園を活用し、近隣の福祉施設等の支援機関とも連携しながら、様々な理由で働くことに困難を感じている障がい者に、それぞれの障がい状況に合わせた働き方を提供している。

同社では本サービスを、障がい者雇用に対して課題を抱える企業へ、新たな雇用形態の選択肢の1つとして提案。これまで関東を中心に130社を超える企業が利用、700名以上の障がい者の雇用を創出した。事業開始から4年を経て、企業からの問い合わせは年々増えており、前年と比較し124%増加。2022年3月までに計1000名の雇用創出を計画している。

今回新たに開設する「IBUKI OSAKA KADOMA FARM」は、17年連続障がい者雇用増加で雇用の裾野が着実に拡大中の大阪府に開設する第4の拠点。近隣の福祉施設等の支援機関とも連携し、自立へのステップアップを目指す障がい者の採用に力を入れている。ただ働く場所を増やすだけではなく、一人一人にあった働き方の選択肢を増やし、働く喜びを感じることができる社会の実現を目指す。