2021年09月08日 17:45

コロナ禍でテレワークの導入・定着が進んでいるが、テレワークでは仕事のプロセスが見えにくく、評価をし、評価されることが難しいと考えられる。そこで学情では、コロナ禍で20代の社会人は「仕事の評価」をどう感じているのか調査した。

まず、「仕事で評価されていると実感できているが」という質問に対し、「実感していない」「どちらかと言えば実感していない」と回答した20代は、48.2%に上った。約半数が、仕事で評価されていると実感していないことが分かる。仕事で評価されていると感じるときは、「上司から褒められたとき」が53.1%で最多。次いで、「昇給したとき」31.0%、「責任ある仕事を任されたとき」28.1%、「仕事のフィードバックを受けたとき」25.1%と続いた。

一方、テレワークで「どう評価されているか分からない」と回答した20代は、40.9%に上った。昨年同時期調査(49.0%)と比較すると、8.1ポイント減少しているものの、テレワーク時の評価に不安を感じている20代が多いことが伺える。「どう評価されているか分からない」と回答した20代からは、「テレワークでは明確な評価制度が必要だと思う」といった声が挙がった。

さらに、テレワークで業務を進める際に不安な点としては、「オンオフの切り替えが難しい」が50.7%最多。次いで、「同僚とのコミュニケーションが減る」47.9%、「運動不足になる」43.7%となった。