2021年09月07日 16:39

風憩セコロ」は、2001年よりスペインで製造され、世界各国の空港や公共施設で使用されている公共ベンチ「Aero(エアロ)」の生産ライセンスを取得し、埼玉県の自社工場にて生産を開始する。

スペインのSellex社で産まれた「Aero」は、「ミニマリズム」「軽さ」「エレガンス」「快適さ」「頑丈さ」という、五つの特性を兼ね備えたベンチ。アルミニウムとステンレススチール素材を使用しているため、屋内でも屋外でも場所を選ばずに使用できる。Aeroの洗練されたデザインの美しさが、伝統的な日本の風景に新鮮さを加えつつ、自然にその場に溶け込む。その特性が世界各国で評価され、Aeroは多数の賞を受賞してきた。

Sellex社は1977年にスペインのサン・セバスチャンで設立された家具メーカーで、デザイナー家具や設備の販売促進に力を入れてきた。三十年以上の歴史の中で、スペイン国内外のホテルや空港などの公共施設でコントラクトベースのデザインを多く手掛けており、現在その製品は世界三十ヵ国以上に輸出されている。

一方、風憩セコロは、時代の風を読み新しい景色をつくることを信条に「屋外で」「誰もが」「安全に使える」製品をつくり続ける景観資材メーカー。屋外製品は、耐候性、耐久性、メンテナンス性といった制約があり、また公共の場で使われる風憩セコロの製品は、社会的責任も担っている。誰もが安全に利用でき、快適に過ごせることが第一だが、環境に配慮した製品作りにも配慮している。