2021年09月02日 15:25

リンクファシリティーズは、日本初の誰でも自由に完全匿名で内部通報を発信できる「ヨクスルLINE」のサービスを開始した。
同社はこれまで「完全匿名ヘルプライン」という、企業向け内部通報システムを提供している。同サービスは、社内のハラスメント、社内不正などの通報に対して、企業の窓口担当者と通報者が「完全匿名ヘルプライン」を匿名プラットフォームとして直接やり取りでき、迅速な問題解決につなげることができるものだが、これは導入された企業の社員だけが利用できる。そこで今回、「完全匿名ヘルプライン」を導入していない企業に勤める個人の悩みを解決すべく開発したのが「ヨクスルLINE」で、内部通報において社員が抱える不安要素をすべて解消したサービスとなっている。
「ヨクスルLINE」は、完全匿名で誰でも自由に内部通報を発信できる。通報窓口の無い会社に勤めている人でも利用可能。障害となる問題上司や部署を飛び越え上層部へダイレクトに通報できる。「ヨクスルLINE」申し込み手続き完了後、システムにログインし通報内容を入力すれば完了。後は企業側からの回答や反応を待つだけ。通知を受け取った企業側は、システムにログインして、はじめて通報内容を確認することが可能。合わせて、通報者へ対して質問や返信メッセージを送ることもできる。以後、通報者と企業側は、利用期間中であれば「ヨクスルLINE」のシステムを介して、お互い何度でも解決に向けたやり取りを直接おこなうことができる。
利用料金は、月額980円、初期費用2000円(すべて税込)。提供開始日は9月1日。