2021年09月01日 18:24

東急リゾーツ&ステイが福島県北塩原村で運営する「グランデコリゾート」では、教育旅行向けプログラムの1つとして、裏磐梯の五色沼周辺に多く生息する特定外来種「オオハンゴンソウ」を防除し、自然保護を目的とするトレッキング「裏磐梯外来種防除トレッキングプログラム」をスタートする。

貴重な動植物を育む磐梯朝日国立公園の五色沼周辺では、特定外来生物である「オオハンゴンソウ」が侵入し、オオハンゴンソウより背丈の低い在来の草本、低木の生育を脅かすなど生態系への影響や景観の悪化が問題となっており、裏磐梯としては平成19年より防除作業を行っている。この度、そういった現在の裏磐梯の状況を、専門のトレッキングガイドとともに五色沼周辺を散策しながら、オオハンゴンソウが自然環境に与える影響を学び、併せて防除活動を行いながら、自然環境保全の大切さやその意識の向上を図る事を目的としたトレッキングプログラムを新設した。このプログラムは、裏磐梯エリアで取り組んでいる教育旅行向け商品「プロフェッショナルプログラム」の1つとしている。

この活動は2015年に国連サミットで採択された2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」のうち、目標15「陸の豊かさも守ろう」に寄与するものと考える。

グランデコリゾートを含む裏磐梯4施設共同で取り組んでいる、「問題解決」と「未来創造」の視点からSociety 5.0 for SDGsの実現に向けて裏磐梯で学ぶ複合型SDGs教育旅行プログラムを「プロフェッショナルプログラム」としている。