2021年08月30日 09:42

自由国民社は、8月27日に書籍「世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道」を刊行した。
欧米では、自国の文化を語ることができない=「教養がない」とみなされてしまう。しかし、日本の伝統文化を深く理解しているビジネスパーソンはあまり多くはない。海外でも注目されている日本の「おもてなし」の精神。それを体現しているのが「茶道」であり、海外では「日本を代表する伝統文化」として、私たちが思っている以上に多くの人に認知されている。
本書では、「お茶会に誘われたときに最低限持っていきたいものは?」「表千家と裏千家って?」「煎茶と抹茶の違いとは?」「お茶室の入り口=躙り口(にじりぐち)はなぜ小さいの?」といった「見聞きしたことはあるけど、自分では説明できない」茶道の疑問に答える。スティーブ・ジョブズも大切にしていた「禅」と深いつながりのある「茶道」。「禅」「わび・さび」といった日本ならではの考え方は、国を超えて「生き方」「ビジネス」にとり入れられつつある。これらの考え方は「茶道」とも深くむずびついており、「茶道」を理解し語ることは、グローバルな社交場において日本人としてのアイデンティティを表現することにもつながる。また、本書では千利休が茶の湯の心得としてのこした七つの教えも紹介。この「利休七則」は気配りや準備の大切さを説いており、現代社会のビジネスにも役立てることができる。
定価は1650円(税込)。発行日は8月27日。