2021年08月16日 16:57

柴田屋ホールディングスのグループ会社である柴田屋酒店は、菊の里酒造と共同開発したオリジナル日本酒「キレッキレ」を発売する。人気の味わいはその時々で変わっても、根強い「辛口支持」。本商品は、そんな辛口フリークを驚かせたい、納得させたい、そして喜んでほしいと想いを込め、栃木県の銘酒「大那」の蔵元・菊の里酒造の8代目蔵元・阿久津 信さんと一緒に造った。

菊の里酒造が仕込みに使用している水は、初代蔵元が掘り当てた「蜂龍の井戸」から湧き出る清らかな天然水。この水を仕込み水として用いる事で、透明感とキレを演出しつつも、なめらかで柔和な飲み口が生まれる。

今回目指したのは「洗練された辛口」。糖分が残らないよう完全発酵させた分、まっさらで誤魔化しがきかない。技術的に難しい依頼だったが、ただ辛いだけではない、シャープさや透明感のバランスが整った、綺麗な酒質に仕上がった。蔵元の阿久津さんいわく、一番注力したのがグルコース(糖分)を限界まで落としつつ、味わいのバランスを保つこと。途中で醪が止まってしまわないようしっかりとした麹が不可欠のため、麹造りには特に気を配ったと言う。

また分析装置を導入し、勘ではなく数値で造りを管理。結果、これ以上の辛口はバランスが崩れるというギリギリの酒質設計が可能となった。まさに「辛口ここに極まれり」を体現した1本となっている。容量720㎖・1800㎖、価格は1540円・2970円(税込)。商品詳細はこちら