2021年08月16日 13:14

アドベンチャーワールドは、7月22日に誕生したチーターの赤ちゃんを、8月6日より人工保育へと切り替えた。
チーターの赤ちゃんは誕生当初しっかり授乳し、体重は増加していたが、8月4日(13日齢)の測定で体重が増加していないことが分かった。母乳が出ていない可能性を考え、搾乳したところ母乳量が十分とは言えず、8月6日(15日齢)より、人工保育で成長をサポートすることになった。現在はワイルドアニマルメディカルセンターにてスタッフが赤ちゃんに人工ミルクを与えている。今後はチーターたちが暮らすサファリワールドの施設内へ引越しを行う予定。将来的に他のチーターたちと暮らすことができるようにサポートしていく。現在、赤ちゃんはバックヤードで過ごしているため見学は不可。公開時期は未定で、決まり次第発表する。
ワイルドアニマルメディカルセンターは、動物たちの治療を始め、人工保育や公開診療、ジャイアントパンダ・ペンギン・鯨類など希少動物の繁殖研究、配偶子(精子・卵子)の保存や管理に取り組んでいる施設。アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現する。パークという小さな地球を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていく。