2021年08月16日 17:41

Innovation Designが運営するhaishop cafe(ハイショップカフェ)にて、地域の利用者に地産地消の大切さ、食品ロスの問題について考えるきっかけをつくるため、規格外を含む野菜を週末に野菜市として販売している。
Innovation Designでは、日本サステイナブルレストラン協会に加盟し、調達・環境・社会に配慮した料理のみを提供する持続可能な飲食店を営み、地域コミュニティへの貢献として地産地消、有機野菜の消費を推進するために「haishop market」と称して、毎週末限定で半径80キロ圏内から調達した野菜を廃棄することなく販売していく。
「大きくなりすぎてしまった」「熟しすぎている」「曲がってしまっている」という理由で品質や味には全く問題がないのにも関わらず、「規格外野菜」と呼ばれ流通ルートに乗ることが出来ずに廃棄されてしまう。haishop cafeが提携している農家で、実際に学校給食として使用する予定だったトマト1トンが行き場を失っていると聞き、2週間で300キロのトマトを救出。利用者には今現在の地球の問題を知ってもらうきっかけともなり、それでも余った際には添加物を一切使用しない体にも優しいかき氷の商品展開など健康をテーマとしたメニュー開発を実施。メニュー全てがひとにも地球にも環境にも全て配慮されたメニューのカフェと生まれ変わった。
店の入り口付近でも積極的に展示を行い、馬車道付近を通行する多くの人々に知ってもらい全て完売・消費することが出来ている。