2021年08月12日 17:28

インフォマティクスは、GISエンジン「GeoCloud(ジオクラウド)」「GeoConic(ジオコニック)」の自社開発を行っている。このたび、国土交通省主導のプロジェクトPLATEAU(プラトー)で整備された3D都市モデルデータを、これらの自社GIS向けに変換する機能を開発した。
国土交通省は プロジェクト「PLATEAU」において、2020年より日本全国56都市を対象に3D都市モデルを整備し、オープンデータとして順次公開している。PLATEAUのデータを使えば、より高度なシミュレーションや分析が可能となるため、データ公開以降、まちづくりや防災分野にとどまらずさまざまな分野のユースケースが数多く生まれており、今後も新たな活用法の創出が期待されている。
このような背景から、インフォマティクスはPLATEAUの3D都市モデルデータを自社のGISエンジン「GeoCloud」や「GeoConic」で読み込めるよう、変換機能を開発した。
GeoCloudはWebブラウザ上で動作するGISを構築するためのGISエンジンであり、Google Chromeなどの一般的なWebブラウザ上で動作する。GeoConicはデスクトップアプリケーションおよびサーバー/クライアント形式のアプリケーションを作成するためのGISエンジン。事前に変換処理しておくだけで、PLATEAU 3D都市モデルデータを手軽に活用できる。