2021年08月10日 15:52

NTT ビズリンクは、市販の360°カメラとスマートフォンにより簡単・即時に建物の3D-Viewを作成し一元管理できる「Beamo™(ビーモ)」の提供を、8月10日より開始する。
データセンターや物流倉庫、建設現場などでは、土地や設備の状況確認や計測作業の際、現地での対応が避けられず、感染症対策や生産性向上の面で課題となっている。本サービスは、市販の360°カメラとスマートフォンにより、誰でも簡単・即時に建物の3D-Viewを作成できるサービス。スマートフォンのジャイロ機能を活用するためGPSが使えない室内でも自動で撮影位置を特定し、人手を介さず図面上に撮影ポイントをプロットする。
また、撮影したデータをクラウド上にアップロードすれば即時に3D-Viewを作成することができる。なお、撮影した写真データは日本国内のクラウド上でセキュアに保管する。
さらに、作成した3D-View内にあるメジャー機能を使い、寸法の測量が可能。運搬経路や設置スペースの確認がバーチャルで可能なため、何度も現場へ足を運ぶ必要がなくなる。また3D空間上にタグ付けが可能なため、現地の情報を補足するマニュアルや注意事項などを、動画や画像、文章で埋め込むことができる。加えて、建設から運用、建物の解体に至るまで、建物設備のライフサイクルにおいて、その時々の状況をデータ量無制限で保管することが可能。詳しくはこちら。