2021年08月06日 14:27

ナウキャストは、企業が保有するビックデータをビジネスに利活用できる状態にするための前処理工程をワンストップでサポートするソリューション「DataPrep(データプレップ)」の提供を、8月5日から開始する。

データ利活用は、企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で欠かせないものとなっている。データ分析の前に行うID統合、名寄せ、匿名加工化、マスタリング、クレンジング等の工程は「前処理」と呼ばれ、「データ利活用は前処理が8割」と言われるほど重要な工程だ。しかし、データを保有する企業が自力で行うには負担が大きく、活用価値のあるデータを保有していても前処理が行えないために簡単な集計や加工、統計処理に課題を抱える企業も多いのが現状だ。同社は「DataPrep」の提供を通して企業のデータ利活用を促進し、データ流通社会の実現に貢献する。

「DataPrep」では、多様なデータを保有するパートナー企業とオルタナティブデータビジネスを推進してきた実績と技術をもとに、データ利活用のビジネス上の目的および必要とされる分析工程を踏まえた上で、前処理を実施。手作業のみで行われることの多いマスタリングに機械学習をはじめとする自動処理プロセスを導入し、データオペレーターによる手作業と組み合わせることにより、効率性と精度の両方を担保している。対応可能データは、POSデータ、クレジットカードデータ、位置情報データ(その他のデータについても応相談)。

料金は個別見積。

ナウキャスト