2021年08月02日 07:42

三養ジャパン(サムヤンジャパン)は、明星食品の技術提供によって韓国のインスタントラーメンの歴史をスタートさせた「三養ラーメン」のカップタイプを、7月30日より日本全国で販売開始する。
三養ラーメンの誕生には、1960年代初め、空腹に苦しむ国民の食糧問題解決のための背景がある。当時韓国の1人あたりの国内総生産は100ドル台前半で、世界最貧国の一つだった。後に三養食品の創業者となる故全仲潤名誉会長は、国民の空腹を解決する為に日本を訪れ、明星食品の当時の社長、故奥井清澄さんと出会う。全さんの「いち早く国民のお腹を満たしたい、元気になってほしい」という想いに加え、良心的な経営陣の姿に動かされた奥井さんは、初対面でありながら、明星食品から三養食品に無償で製造技術を提供してくれたばかりでなく、企業秘密とも言える原料の配合表まで伝えてくれた。明星食品の製造技術をもとに、より韓国人の味の嗜好に近づけるために韓国式スープの開発・改良を続け、現在の味に至る。「三養ラーメン」は、「人との縁を大切にして生まれた食品」だ。
1963年に発売された韓国初の元祖インスタントラーメン「三養ラーメン」は、発売以来110億個以上を販売する超ロングセラー商品。ピリっと辛みのある牛だし味のスープとモチモチちぢれ麺の相性が抜群、三養ラーメン独自のハムの味と牛肉の風味がクセになる。カップタイプは、お湯を注ぐだけで完成のお手頃調理だ。
希望小売価格は「CUP」181円、「BIG CUP」267円(すべて税込)。発売日は7月30日。販売地域は全国で順次販売予定。