2021年07月30日 13:37

ワン・パブリッシングは、7月29日、「富士山撮影完全マスター」を発売した。
本書は、静岡県伊東市に在住する写真家・筒井章さん監修による一冊で、作例や撮影地情報を数多く掲載し、四季を通じて全く異なる表情を見せる富士山の撮り方をオールカラー160ページにわたって紹介。撮影地マップや撮影後の調整や仕上げ方法なども巻末で解説している。
一日を通して様々な姿を見せる富士山。特に早朝や夕方は秒単位で色が変化していく。日の出、日中、夕方、そして夜、さらには春夏秋冬それぞれの季節で撮影することができる富士山の姿を細かく解説。すべての写真において、撮影に使用したレンズの焦点距離、シャッタースピードや絞り値などといった撮影データも併記。実践撮影で参考になるデータがしっかりと併記されている。また、裾野が広い富士山は、全周囲360度どの方向からでも撮影できるといっても過言ではない。山梨県側である富士五湖方面から、また箱根方面や伊豆半島、さらには東京都内の高層ビルから狙うアングルなど、多種多様の富士山の狙い方を詳しい地図つきで解説する。
富士山の頂に日の出が重なる光景「ダイヤモンド富士」や、月が重なる「パール富士」は、ぜひ一度は捉えたい絶景。そんな高度な撮影シチュエーションで成功率を高めるための撮影方法も作者が解説。ほかにも春の桜や秋の紅葉、いろいろなカタチの雲、さらには天の川と一緒に写す方法まで、富士山撮影のためのテクニックを余すことなく披露している。
定価は2200円(税込)。発売日は7月29日。