2021年07月27日 16:50

ALL CONNECT(オールコネクト)は、週3日程度リモートワークをする、全国の20代~50代の男女300名を対象に「リモートハラスメント(リモハラ)」をテーマにした調査を実施した。

まず上司に対し、リモートワークにおいて部下とのコミュニケーションで悩んでいることを聞いてみた。すると最も多い回答が「部下への指示出しのタイミング」48.7%となり、次いで「部下との距離感」48.0%となった。また部下に対し、リモハラだと思う上司の言動を尋ねたところ、「カメラを常時接続させる」と「部屋全体を映すよう求める」が上司・部下共に8割以上となった。

リモハラ対策として何をすればよいかわからず悩んだことはあるか、との問いには、「悩んでいる」は、部下は10.0%、上司が40.7%と30pt以上差が出る結果に。

さらに「容姿・服装」「自宅」「業務管理」に関してされたリモハラで、最も嫌だと感じたものを尋ねた。「容姿・服装」は、体型やメイク、普段着への言及などが挙げられ、「自宅」は、家の外にいる鳥の鳴き声への指摘や自宅の階数を聞かれるなど、リモートならではの嫌がらせも。「業務管理」は、いちいちチャット上で挨拶することや電話に出ないとチャットで状況を確認してくるなど、過干渉となるような内容も挙がる結果となった。

一方、部下にリモハラだと思われないように気を付けていることとしては、「体型を話題にしないようにする」52.7%が最多。次いで、「髪型やメイクを話題にしないようにする」「部屋全体を映すことを求めないようにする」が51.3%で同率という結果になった。