2021年07月26日 17:08

日用品流通の情報基盤を運営するプラネットは、消費財や暮らしにまつわるトピックスを届ける「Fromプラネット」第161号として、サブスクリプションに関する意識調査の結果を紹介した。

まず最初に、「サブスク」を知っているかをたずねたところ、「聞いたことがあり、内容は何となく理解」(28.6%)と「聞いたことがある程度」(28.5%)がほぼ同数に。これに続くのが「聞いたことがなく、内容もわからない」(22.6%)で、「聞いたことがあり、内容もよく理解」と、内容までしっかりと理解している人は2割程度にとどまった。

「何かしらのサブスクを利用している」とした1462人(全体の36.6%)に、利用しているサブスクの数と毎月支払っている料金を聞いてみたところ、利用数は、「1つ」が半数以上。以下「2つ」26.8%、「3つ」13.1%で、「4つ以上」は9.1%にとどまり、現状では利用数はそれほど多くないようだ。「現在1つ以上利用している」人の比率が最も高いのは「動画コンテンツ」23.7%で、2位の「音楽」(12.4%)を10ポイント以上引き離して断トツに。

契約しているサービスをどれくらい使っているかを聞いてみると、「支払い料金以上」32.1%、「支払い料金程度」43.0%と、4分の3が「元が取れている」と回答した。「今後利用してみたい」ものは、旅行(ホテルなど)」や「飲食店」「食品」「生活サービス(家事代行など)」で、1割強の人が「利用してみたい」と回答。全体的に、モノ消費よりコト消費関連のほうが高率になっていた。