2021年07月26日 10:02

日販テクシードは、販売代理店のチャイルド本社を通じて、幼稚園・保育園・こども園向けにロボット「こくり」を7月中旬より提供開始する。

保育業務は年々増え続け、「平成30年度東京都保育士実態調査 結果の概要<中間のまとめ>」によると、保育士が負担と感じる業務のベスト5の中に教材の準備が含まれている。また、保育業界のICT化は年々進んでいるものの、会計処理、連絡帳、写真管理などが中心で、教材の準備に関してはあまり進んでいないのが現状だ。同社はその点に注目し、保育業務をロボットが支援することで、子どもたちと接する時間に還元したい、子どもたちに楽しい学びを与えたいという想いを込めて、幼稚園・保育園・認定こども園向けロボット「こくり」のアプリケーション開発に取り組んできた。

「こくり」は、「新しいテクノロジーの活用により子どもたちのワクワク感を膨らませ、楽しみながら学べる教材・サービス・場を提供する」ことを目的に、同社が独自に開発したロボット。学校や図書館、書店、時間制遊具施設などで利用され、子どもたちに楽しい学びを提供している。さらに、保育業務を支援するアプリを数多く搭載。アプリは準備しなくてもすぐに使えるよう工夫を凝らした。

今後は、チャイルド本社の豊富な保育教材コンテンツと連携して、アプリケーションを更に充実させていく予定だ。また、園児1人1人のコンテンツへの興味度合いやクイズの正解率などを分析しレポートする機能や、関連する教材情報をレコメンドして紹介する機能の実装も検討していく。

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