2021年07月19日 18:45

MoneT Trading LLCは7月5日より、日本総代理店として、居眠り運転を未然に防ぐための車内で使えるCO2測定器「I.A.M.A」の先行予約販売をクラウドファンディングサイトにて開始した。

I.A.M.Aは、居眠り運転によって引き起こされる悲惨な自動車事故を減らすために、台湾のV-PLUS社によって設計開発された。CO2(二酸化炭素)は、眠気を誘発する原因であり、車内は空間が小さいためCO2濃度が上昇しやすくなっている。CO2濃度を数値化し、設定された基準値を超えた時にアラームを鳴らすことによって、眠くなる前に換気を促す。運転中に眠くなってから警告を行う製品はいくつかあるが、重要な事は眠くなる前に換気をする事。その適切な換気タイミングを「I.A.M.A」は、知らせる。

車のダッシュボード付近は、炎天下では80℃を超える場合があるが、CO2測定器の作動限界温度は、一般的には50~60℃。「I.A.M.A」は、液晶と本体の分割式を採用しており、これは他のCO2測定器に無い特長の一つになる。また、市販されているCO2測定器の多くには、リチウムイオンバッテリーが搭載されているが、高温となる車のダッシュボードに設置する場合、安全性と故障のリスクに問題がある。車内設置を考慮した「I.A.M.A」は、バッテリーを搭載せずにシガーソケットから給電を行うため、安全に使用することができる。

プロジェクトは8月30日23時59分まで。