2021年07月19日 14:10

ダイヤ工業は、受注生産を行っていた労働軽減アシストスーツ「DARWING Hakobelude(ダーウィンハコベルデ)」の量産販売を7月に確立した。

腰の悩みが離職の大きな要因として挙げられるようになっており、現場では労働軽減アシストウェアの導入が進められている。価格が安価なタイプは「サポート力が感じられず物足りない」高価格のタイプは「機能は良いが、製品自体が重く動きが極端に制限され、値段が高くて買えない」との声がある。現場で出ている要望に対し、ユーザーに満足してもらえる商品開発をする為に、ダイヤ工業が研究開発を行っている空気圧人工筋肉の技術を使い改善を重ねた。その結果、軽くて装着が簡単、機能的な「DARWING Hakobelude」が誕生した。

「DARWING Hakobelude」のリュックサックを背負うように装着した背面には、肩から腰と脇から腰にかけて特殊高反発ゴムを、大腿部にかけて特殊高反発ゴムと人工筋肉を配置。腰を落として屈むことにより背後から引っ張られ、ゴムの収縮力が発生して自然と上半身を起こしてくれるようなアシストが感じられる。これにより、重い荷物などを持ちあげる際に背中から大腿部にかけて筋肉を補助する機能を発揮する。長時間中腰姿勢で作業する場合などに長時間の姿勢保持がラクになるよう設計されている。

価格は8万5800円(税込)。取扱場所は、ダイヤ工業直営店舗 ダイヤファクトリー、楽天市場内 ダイヤ工業直営 福祉工房。

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