2021年07月16日 17:08

ピジョンは、食品ロス削減の取り組みとして、ベビーフード、ベビー飲料、ベビーおやつなどのベビー向け食品合計143品目のうち130品目の賞味期限を、「年月日」から「年月」表示へ、7月生産分より順次変更する。

2015年9月、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」目標12において、2030年までに世界全体の一人当たりの食品の廃棄を半減させることが盛り込まれた。また日本においても2019年10月に、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的とした「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行された。

これらの背景から、同社では改めて賞味期間の検証を行い、ベビー向け食品において賞味期限を「年月日」表示から「年月」表示へと変更していく。本取り組みにより、返品や廃棄の削減を図ることはもちろん、流通から店頭までのオペレーションの効率化にも寄与していく。年月表示の対象商品は、ベビー向け食品(ベビーフード、ベビー飲料、ベビーおやつなど)143品目中130品目(2020年8月発売当初より「年月」表示の「赤ちゃんのやわらかパックごはん」の「7カ月頃~」および「9カ月頃~」の2品目も130品目に含む)。

同社は赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするため、今後も事業活動を行うすべての国・地域において、環境負荷を減らすとともに、赤ちゃんとお母さんを取り巻く社会課題の解決をすることで、企業としても持続的な成長を目指していく。

年月表示の開始時期は、7月生産分より順次。

ピジョン