2021年07月12日 18:46

食文化は、運営する「豊洲市場ドットコム」上で7月、新品種のすいか「タネまで美味しい「ぷちっと」」の本格販売を始めた。食べるときに煩わしい種を気にせずかぶり付ける品種をEC通販を通して全国の食卓に配送する。利便性の高い品種の知名度を上げることで、スイカの消費量を増やすことが目的だ。
食文化が運営する「うまいもんドットコム」は、6月、タネまで美味しい「ぷちっと」のテスト販売を実施。種がとても小さいので、真っ赤な果肉にかぶり付いても気にならないナノシード・スイカとなる。当初は数量が少なく、すぐに売り切れてしまったのだが、食べやすいという嬉しい声は、消費者から早速届いている。各地で実験栽培していたものが出荷できる品質に仕上がったため、7月から本格販売を開始。ECを通じて全国のスイカ好きの食卓へ直接届ける。
「ぷちっと」は、日本のスイカ研究のメッカ、奈良県 萩原農場生産研究所生まれ。「スイカを食べる上で邪魔者扱いされている種を気にせずに、思う存分にスイカを食べられるようにしたい」という思いから開発がスタート。20年、2万通りの交配から選ばれたすいかとなる。2016年より販売のみならず、奈良の萩原農場の圃場取材やスイカの最新情報をうまいもんドットコムなどのネット上で紹介してきた。思いは一つ、スイカ業界を盛り上げたい、この素晴らしい新品種スイカを全国の皆さまに知ってもらいたい。スイカに思い切りかぶり付く楽しさを共有したいと願っている。
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