2021年07月12日 16:01

感覚過敏研究所を運営するクリスタルロードは、全国の新型コロナウイルスのワクチン接種会場に、「マスクがつけられませんシール」を寄贈するプロジェクトを開始した。

「マクスがつけられませんシール」とは、感覚過敏など様々な事情でマスクがつけられない人のために、感覚過敏研究所が作成・販売しているシール。また、各自で印刷し、利用できる意思表示カードは無料公開中。

マスクの着用ができない人が、ワクチン接種会場に入ることを断られるケースが各地の接種会場で発生している。また、マスクがつけられない当事者が、最初から接種会場に入れないだろうと諦めているケースも見受けられる。そこで、接種会場の窓口の人への情報提供と対応方法を検討してもらう機会になること。接種会場に来る他の人々の不安をやわらげ、マスクがつけられない人が接種しやすい状況をつくることを目的に、本シールを寄贈する。

感覚過敏研究所は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの諸感覚が過敏で日常生活に困難さを抱える「感覚過敏」の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓蒙活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。代表の加藤路瑛さんは、2006年生まれ、15歳の高校1年生。2018年、12歳の時に起業。現在は、感覚過敏研究所の事業に注力、2021年6月、代表権を取得し代表取締役社長に就任した。詳しくはこちら