
エフステージ開南エステートは、中古戸建リノベーションブランド事業「Renohouse(リノハウス)」を開始する。
リノベーションという言葉が認知され、消費者のニーズも高まっているなか、中古マンションはリノベ再販事業者が年々増加し、流通促進の一端を担っているが、「中古戸建」のリノベーションはあまり売り出されないという現状がある。その理由としては、「中古の木造戸建の資産評価が低く、短命なものとして扱われる」、「買主は質に関する不安が大きく、良い既存住宅の判別がしづらい」、「瑕疵による再販時のリスクが高いため、事業者が少ない」といった点があげられる。
これらの理由から、まだ使える木造建物を壊し、新築を建てて販売するという、サスティナブルな取り組みが求められている今の世の中とミスマッチしている現象が起こっている。さらには、品質の高い戸建を建てても、築後20年で評価がなくなってしまうため、予算をあまりかけず価格重視の消費者ニーズも高まっていることから、新築戸建の質の低下にもつながってしまっている。
そこで、中古戸建の流通を促進するべく、戸建のプロ「開南エステート」と中古マンション買取再販のプロ「エフステージ」が協業し、中古戸建リノベブランド「Renohouse」の販売をスタート。両社は、中古戸建の建物を資産と考え、しっかりと評価し、ホームインスペクションの実施や既存住宅瑕疵保険への加入などの取り組みで、顧客へ安心・安全な住まいを提供する。「Renohouse」は、リノベーションの力でゆとりある暮らしを応援し、サスティナブルな社会へ貢献していく。