2021年07月12日 00:21

アルツクリニック東京は、認知症の早期予防・未病の観点から、脳寿命の延伸に貢献するための「健脳カフェ」を東京都新宿区左門町に開設した。

認知症予防・治療の第一人者である新井平伊さんが院長を務めるアルツクリニック東京では、2019年に世界に先駆けて、発症の20年前から認知症リスクを検出するアミロイドPET検査を採用した「健脳ドック」を実施し、認知症の早期発症予測を行ってきた。さらに今回、早期の認知症予防および認知症発症リスク低減のための治療的介入を行う拠点として、「健脳カフェ」を開設することで、アルツクリニック東京が目指す「先制医療」がより完成形に近づくこととなる。

この「健脳カフェ」は、日本で普及している「認知症カフェ」とは趣旨がまったく異なり、日本ではじめての試み。認知症になる前のSCD・MCIの人を対象とし、認知症の専門医が常駐し、カフェ内でのプログラムや談話に参加することで未病の段階から予防の個別プログラム支援をしていく。また、来場者に対して、上智大学総合人間科学部心理学科老年心理学研究室の学生による談話コーナーでの交流や認知トレーニングの実施、認知症の人と家族の会 東京都支部による家族目線での相談会など、ひとりひとりに寄り添う取り組みを行っていく。

参加費は1500円(2時間半)。住所は、東京都新宿区左門町20四谷メディカルビル1階 アルツクリニックPETラボ内。

アルツクリニック東京