2021年07月12日 00:04

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、7月16日、「普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門」を刊行する。

人生100年時代と言われて久しい現代。寿命の延びに加え、4月には高年齢者雇用安定法が改正され、70歳まで定年を延長することが可能となった。すでに、60歳で退職し年金をもらいながら余生を過ごすという従来のライフプランは崩れてきている。特に年金制度への不安や老後2000万円問題など、退職後のお金について悩んでいる人は多いのではないだろうか。

FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)とは、経済的独立の獲得による早期リタイアを目指すムーブメントのこと。十分なお金を貯金して、それを投資などで運用することによって収入を得て、「早期リタイア」を目指すのが一般的だ。アメリカで流行しており、今そのトレンドが日本にも上陸しようとしている。本書の特徴は、日本のファイナンシャルプランナーが、普通の会社員でも実行可能な、日本の社会と制度に基づくFIREのテクニックを紹介している点。現在FIREについての書籍は翻訳書が多いが、本書は日本のFPが書いたものなので、日本の社会と制度に基づいている。また、投資や株に偏った、普通の会社員などが実践するのは難しいテクニックではなく、転職や副業、節約など堅実なテクニックとともに、誰もが実行可能な投資方法を紹介している。

定価は1760円(税込)。発売日は7月16日。紙書籍の発売に先駆けて、7月9日に電子書籍版を先行発売。

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