2021年07月08日 17:37

ミラクールは、環境にやさしく高性能な水系遮熱塗料を開発し、7月15日に販売を開始する。水系塗料は乾燥に時間が掛かるため、急な降雨や夜間の結露によって、乾燥不良によるトラブルが問題となっていた。また、溶剤系塗料と比して隠蔽力が弱く、仕上がり感が劣るとの弱点もみられた。

同社では従来からオール水系システムを販売してきたが、新商品は耐候性や仕上り感に優れているだけでなく、乾燥が早く耐水性の発現が早いという特長を持っている。従って、季節や天候に左右されやすい水系塗料の弱点を補うことが可能となる。プライマーは「AQプライマー」、上塗りは「AQ1000」をラインナップし、クールホワイトから淡彩色迄のカラーバリエーションを揃えた。AQ1000は隠蔽性が高く、仕上がりが美しい。ポリカーボネートを含有し、高耐候性がある。

また、プライマー、上塗りとも、季節や天候に左右されにくくなっている。「AQプライマー」と「AQ1000」は乾燥および耐水性の発現が早く、更に隠蔽力が高いので、施工管理が容易となる。また水系塗料なので臭いが殆どしないため、食品工場、飲料工場などの商品への臭い移りに敏感な工場に最適。さらに、溶剤による塗料作業員の健康上の問題もない。材料単価(設計単価)は、「AQプライマー」が800円/平方メートル~、「AQ1000」1350円/平方メートル~。詳しくはこちら