2021年07月07日 18:22

トーキョーサンマルナナは、ホテルのアイドルタイムにおける客室やラウンジなどをサードプレイスとして提供する「Threes」(スリーズ)の提供を前提とした、「Threes Operated by GRApP」の提供を開始する。

「Threes Operated by GRApP」は、全国約700室以上の無人・省人宿泊施設を運営してきた、GRApP(グラップ)との事業提携により実現する、小規模(10室~20室規模)宿泊施設ブランド。施工段階から開業支援を行う本ブランドは、宿泊だけでなく、共有空間のシェア、日中デイユースなどを地域住民を対象に、ハイブリッドかつローコストで提供することを目指している。

Threesでは、昨年の夏以降、全国20都市のホテルの遊休空間をサードプレイスとして提供し、幅広い多くの人々に利用されてきた。海外需要が戻る際にはインバウンド需要の回復が期待されているが、今回のコロナインパクトにより、こうした海外需要は様々な外的要因(天災や政治動向)によるリスクが大きいことが改めて明らかになった。

外的要因のリスクヘッジを行うためには、原点である国内需要の獲得、宿泊として活用されていない空間を効率的に活用することが必要不可欠。そこで理想形を追求する宿泊施設を実現するべく、事業連携また本ブランドの立ち上げに至った。中長期では拡張し、FCモデルも構想している。