2021年07月06日 18:38

若潮酒造は、新型コロナウィルスの影響で行き場を失った志布志市内の「いちご」を使用した「Fスピリッツ -ストロベリー&カルダモン-」を7月1日より発売した

きっかけは志布志市が主催したSDGsの勉強会。いちごの生産が盛んな志布志市だが、新型コロナウィルスの影響で飲食店への出荷量が減り、廃棄されてしまう「いちご」があることが分かった。フードロスが少しでも削減され、コロナ禍の地域が少しでも元気になればという思いから、「農lifeいちご村」と焼酎蔵元「若潮酒造」が協力し、フードロスのいちごと芋焼酎を使ったお酒の開発が始まった。

SDGsの17の目標の中で、フードロスの低減はNo.12「つくる責任、つかう責任」に、地域の事業者間の協力はNo.17の「パートナーシップで目標を達成しよう」にあたる。また、No.5「ジェンダー平等を実現しよう」や、No.8「働きがいも、経済成長も」というSDGsの考え方から、入社3年目の女性社員が初めて開発を担当した。

「Fスピリッツ-ストロベリー&カルダモン-」は、芋焼酎に「いちご」を漬け込み、アクセントにカルダモンを加えたスピリッツ。いちごの甘さを活かすため、ワイン酵母仕込みのフルーティーな香りとすっきりした味わいの芋焼酎を使用した。糖分・着色料・保存料は添加しておらず、優しい甘みと、時間の経過とともに変化していく色合いも合わせて、自然ないちご」の心地よさを楽しめる。

「Fスピリッツ -ストロベリー&カルダモン-」は1800mLが3410円(税込)、720mLが1650円(税込)となる。

公式EC