2021年07月06日 10:50

コニカミノルタジャパンは、グループ会社である独MOBOTIX社製のエッジサーマルカメラ「MOBOTIX」を活用して「火災予防ソリューション」の提供を開始した。
「火災予防ソリューション」は、「MOBOTIX」を活用して、対象エリアの物体温度を面で常時監視し、視覚では見えない異常熱をいち早く検知・通知する。また、「MOBOTIX」には、サーマルセンサーとカラーセンサーを備えているため、サーマル映像と可視映像を同時に見ることができ、通知時の状況把握を容易にする。導入には、「MOBOTIX」本体とPoEハブ、パソコンからシステムを構成できるため容易に利用を開始することができる。
検知エリアは1台のカメラにつき最大20カ所設定でき、各エリアごとに異なる警告温度を設定して異常熱検知をしたり、設定した各警告温度に合わせて通知内容を変えたりすることが可能。さらに、急激な温度変化といった温度変化率でも通知が可能なので、より緊急性が高い事象への備えもできる。これにより温度モニタリング用・防災用として、異常にいち早く気づき、火災等のトラブルを未然に防ぐことに貢献する。異常熱を検知すると「MOBOTIX」のスピーカーからの通知に加え、あらかじめ設定しておいたパソコン、スマートフォン、回転灯など様々な方法で通知が可能だ。
導入価格は、最小構成120万円(税抜)~。