2021年07月05日 18:41

京都製菓ではコロナ禍の中、医療従事者に向けての支援として、京都製菓2年制学科2年生がショップ実践で販売する洋菓子・和菓子等の一部を医療従事者に寄付している。
同校では現在、パティシエや和菓子、パン業界をめざす学生が学んでいる。2018年4月に新しくなった太秦キャンパスには京都調理師専門学校も併設されており、約1000人の学生が在籍。在校生は「自分が作ったお菓子でより多くの人を喜ばせたい」との思いで、日々製菓に関連する勉強に励み、平日は洋菓子・和菓子・パンのショップやカフェを運営する。
本校の2年制各学科では学生たちがつくったお菓子やパンを販売・提供する実習・演習授業「SHOP&CAFE実践」を実施。パティスリーショップ・カフェ・和菓子処・ベーカリーショップの4つの店があり、学生自身が製造から販売・サービスまで店舗運営に関する全工程を行い、現場に対応できる実践力を養うことができる。
今回の取り組みは「大好きなお菓子で人を幸せにする魔法を学ぶ」一番のアクティブ・ラーニングとも言える。また京都製菓製パン技術専門学校では、CSVやSDGsの推進にも注力。2021年6月、「大和学園SDGsプラットフォーム」ページを作成し、より本学の取り組みを対外的に発信する。地域に根差した高等教育機関として、同校では引き続き、様々な視点で学生・教職員が主体的に取り組む社会貢献・地域貢献・ひとづくり・まちづくり等のプロジェクトを推進していく。