2021年07月02日 08:53

エフピー研究所は、定番ライフプランソフト「FP名人」のオプションとして、家計の支出を項目別に分析、改善すべき支出項目が誰でも簡単にわかるツール「家計ポートフォリオ分析」を7月1日より発売する。

ファイナンシャルプランナー(FP)として3000件を超えるお金の相談を行い相談実務のスペシャリストとして知られる平野雅章さんは、相談で家計改善する中で、生涯のお金の収支に最も影響を与えるのは生活費の管理であると痛感。また、現在行われている生活費管理のアドバイス方法は各FPの経験・知識への依存が大きく、誰でも客観的にできるロジカルな手法を確立することが課題と感じた。そこで、マーケティングや経営戦略のプランニングで使われるフレームワークを家計に応用、誰でもロジカルに実践的な分析ができることを目指して平野さんが考案したのが、「家計ポートフォリオ分析」だ。

今回、FPコンサルティング実務とITに強く「FP名人」を開発するエフピー研究所が平野さんの考えに共鳴。共同で「家計ポートフォリオ分析」をブラッシュアップし、「FP名人」のオプションとして発売を決定した。最大のポイントは、顧客の実績値と比較する家計項目別の平均値。単身と2人以上世帯の選択に加え、都道府県別または世帯年収別(20区分)を選択し適切に比較できる。お金や家計の相談メニューとして、このツールを使った家計分析をFP、保険業、金融機関の人々が顧客に提供することが広がるのを目指す。

価格は、年額1万3200円(税込)。「FP名人」を保有している人のみ導入可能。

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