2021年07月01日 16:59

全国のパン屋さんから焼き立ての状態を冷凍したパンが届くサブスクリプションサービス「パンスク」は、浦安市のベーカリー「MEINA(メイナ)」と提携した。
千葉県浦安市、小・中学校の目の前に店舗を構える「MEINA」のこだわりは、パン生地に卵を一切使わずに作ること。娘さんの小麦・卵アレルギーの発症を機に、「より多くの人が食べられる、安全なパンを届けたい」という想いから、生地に卵を使用しないパンを作るようになったのだそう。
「MEINA」のパンは、しっかりと焼き目がついていて一見硬そうに見えるものの、作る過程で水分をたっぷりと含ませているため、やわらかくとても食べやすいのが特徴。イーストの使用量を控えめにして、ゆっくりと時間をかけて発酵させることで酸味を抑え、やさしい口当たりのパンに仕上げられている。国産小麦、素焚糖、藻塩を使い、「入れなくていいものは入れない」、シンプルにこだわった、素材の味が引き立つパンが、今後はパンスクでも楽しめる。
「パンスク」は、全国のどこかのパン屋さんから冷凍パンが届くサブスクリプションサービス。独自に開発した「パンを入れる袋」と「冷凍するタイミング」により、パンを焼き立ての状態で届けることを可能にした。店主の宇田川さんは、パンスクに参加した理由として「お客様のご来店は、どうしても季節や天気に左右されてしまう。パンスクであれば、夏や梅雨の時期に影響されずに、安定的にパンをお届けできるのでありがたい」と語った。