2021年06月28日 18:13

ボーダレス・ジャパンは、エシカル協会とThree Little Birdsと3社で、ソーラーシェアリングによる発電を行う「THE 土と太陽の発電所~Soil&Sun~」を共同で開設する。
「THE 土と太陽の発電所~Soil&Sun~」は、「市民エネルギーちば」が発電事業者となり、発電事業を6月30日より開始。本発電所の発電容量は63.36kW(0.063MW)であり、一般家庭約22世帯分の年間電力消費量に相当する、年間予測発電量約7万9200kWhを見込んでいる。農地の面積は6295平方メートルで、発電設備の設置面積は1183平方メートルあり、元々耕作放棄地であった場所を循環型の有機農業を行うことで、地球と地域に還元を行っていく。
本発電所の開設において4社が共同で事業を実施する理由は、「次世代ソーラーシェアリング」の実現。有機農業を行う農地にて自然エネルギーを生産し、その事業自体に関わる「人」と「人」を繋ぐ教育事業を行うことで、ともに学び合う関係性までを有機的に育むことを推進していく。
Three Little Birds合同会社が有機農業を行い、ボーダレス・ジャパンが運営するハチドリ電力とみんエネが自然エネルギーを発電し、地域に貢献。また、エシカル協会がこの事業全体を教育のフィールドとして活かし、エシカルなライフスタイルを実践する人をともに増やしていく。今後は、フィールドツアーや施設見学、農作業の支援や、全国への仕組みの提供をも行っていく予定。