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2021年06月25日 13:45

凸版印刷は、店頭プロモーションをしながら購買行動データを取得し、企業の効果的な店頭プロモーションを支援する「リアルDATAサイネージ」を7月1日より提供開始する。

多くの消費者が、スマートフォンやタブレット端末といったデジタルデバイスを通じて常にオンラインとつながる中で、オンラインとオフラインの境界をなくすOMO(Online Merges with Offline)が進んでいる。OMOでは、オンラインだけでなくリアルでの顧客体験も重視され、多くの企業はリアルならではの情報や体験を提供することが求められている。このような中で同社は、これまで店頭POPといったリアルでの販促支援を行ってきたノウハウを生かし、「リアルDATAサイネージ」を開発。リアル店舗を重要なオフライン接点として位置付け、より効果的な店頭プロモーションを実現する。

「リアルDATAサイネージ」は、店頭に設置したサイネージを使った店頭プロモーションだけでなく、サイネージに搭載したカメラを用い、来店者の性別や店内での行動といった購買行動を可視化。これにより、店頭における効果的なプロモーション設計を支援するサービスだ。また、サイネージの提供や取得したデータの活用だけでなく、デジタル機器の設置・回収・メンテナンスまでワンストップで行う。今後は店頭での定量的な購買行動データと、POSや定性調査と組み合わせることでより高度な消費者の分析を行い、OMOにおける店頭での顧客体験向上を支援していく。

凸版印刷