2021年06月24日 14:23

あくらは、お土産ビールからの脱却を目指し、秋田公立美術大学コミュニケーションデザイン専攻とクラフトビールラベルを全面リニューアルすべく、ラベルデザインを共同開発、6月下旬より順次新デザインラベルをリリースする。

「秋田あくらビール」は1997年誕生した。秋田駅から徒歩圏内の秋田旧市街地、秋田市のほぼ中心部に位置する醸造所。1860年~1944年まで清酒の醸造所であった蔵を改修して使用している。創業時よりドイツのビアスタイルを範として製造してきたが、近年は方向性を転換し、世界各国の原料を選択しながらピルスナーなどのジャーマンスタイルからIPAなどのアメリカンスタイル、カテゴリにとらわれないスタイルを追求して様々なビールを造っている。

新ラベルのデザインは秋田公立美術大学コミュニケーションデザイン専攻の学生16デザインから1案を選出。正面に傘をアイキャッチに統一感のあるデザイン。「傘の下…想像力を掻き立てる空間」と位置づけ、飲み手の想像力を膨らませながら、様々なスタイルのビールを楽しんでもらえるようにと思いを込めた。従来のラベルデザインは新商品が発売されるときに社内で制作していたため、統一感がなく、古臭いイメージや洗練さにかけるものだった。新しいラベルデザインによって、秋田県のお土産としてだけでなく、幅広い層の顧客へアピールしていきたいと思っている。

秋田あくらビール