2021年06月23日 18:45

日本工芸は、7月1日より本格スタートする伝統工芸品特化型ライブコマース「日本工芸ライブショッピング」サービスの企画・運用サポートを開始する。
工芸品は、百貨店などを中心に実物に触れ、店員が背景や活用法、扱い方を丁寧に説明販売することで購入を促してきた背景がある。しかし、コロナ禍において、これらの機会の縮小にともない、メーカーや工房自身がSNS発信やオンラインでの販売機会が拡大する傾向にある。
工芸品の魅力を、オンラインで遜色なく伝える方法を多くの工芸メーカーが模索する背景があるなか、課題解決の一つとして日本工芸振興協会が、工芸品特化型国内外対応ライブコマースサービスをスタート。日本工芸はその企画・運営を担うこととなった。ライブコマースでは普段は手に入れることが難しい掘り出し物、限定の工芸品を中心に、まるで手にとって見ているような臨場感ある作品の質感、魅力を、同社の代表や専門家プロバイヤーが伝えていく。
ライブショッピングで取り扱いされる作品としては、協会のプロバイヤーが選び抜いた逸品や、他ではなかなか手に入らない掘り出し品や手仕事品を、職人のものづくりに込める思いとともに紹介する。また、受注生産品については、要望に合わせ、世界に1つしか存在しないオーダーメイド品を職人が丹精込めて制作する。配信テーマや配信範囲を拡大することで、工芸ファン拡大を目指す。配信はこちら。