2021年06月21日 17:51

マーケティングに強みを持つホテルシステム「WASIMIL(ワシミル)」を開発するAZOOは、埼玉県秩父エリアにおけるコロナ後の観光業活性化を目指し、埼玉県横瀬町で実証事業を開始した。

同社が開発するホテルシステムは、宿泊予約からマーケティングまでを一括で行えるだけでなく、AIや自動化の技術を活用したホテルマーケティング機能に強みがある。現在はシステム開発段階ではあるが、将来的には宿泊業のビッグデータを活用した観光行政のコンサルティングや地域ブランディングを行い、日本の各地域の地方創生に貢献したいと考えている。そこで今回、多くの行政の中でも先進的な取り組みを多数実施し、町民の観光業へのニーズの高い埼玉県横瀬町で、実証事業に参画することを決定した。

実証実験では、横瀬町・秩父エリアの希望するホテルや旅館に、「WASIMIL」のマーケティング機能を無償提供。人手の少ない中小ホテルでも直感的に短時間で使用できるマーケティング機能を利用してもらうことで、同地域の観光業を盛り上げ、地域活性化に貢献することを目指す。

また、秩父エリアの観光事業者向けに、Eメールマーケティングの無料セミナーを開催。海外の動向もふまえた最新のナレッジをもとに、観光事業者が自立的に実施できるEメールマーケティングのコツを紹介し、顧客とのつながりづくりをサポートする。