2021年06月18日 17:43

マッチングプラットフォーム「おてつたび」を運営する株式会社おてつたびは、関西大学主催の産学連携プログラム「HACK-Academy」の共創パートナーとして連携する。

「おてつたび」では地域の困りごとをお手伝いする事により、報酬を得ながら旅行をする事が可能。行きたかった地域にいく際のボトルネックになりがちな、旅費を軽減する事ができる。また、お手伝いを通じて地域住民と関係性ができ、再び同じ地域へ訪れる参加者も増えており、関係人口拡大の一助を担っている。なおお手伝いの内容は、一次産業や観光業が中心だが、お祭りや雪かき、空き家のイノベーション、海洋プラスティックの回収等、より地域や地域が抱えている社会課題に根ざした独自のお手伝いも増えている。

現在、おてつたび参加者の6割は大学生。新型コロナウィルス感染症の影響を受け、海外留学等へ参加できなくなった学生達が、自分の挑戦の場を国内の地域へ目を向ける事も増えており、オンライン授業を受けながら、おてつたびを利用して日本各地の地域へ行っている事も少なくない。また最近は対教育機関との連携や大学での講演の機会も増えており、大学生からのニーズの強さがうかがえることから今回の連携にいたった。

今後、HACK-Academyの参加者は「おてつたび」を通じ、自身の興味関心を広げる一歩として、地域との接点、地域課題、地域の実情を知ることができるようになる。