2021年06月17日 12:56

コネクトハブは、女性の常勤役員(取締役・執行役員)に特化した人材紹介サービス「Director Hub(ディレクターハブ)」を開始した。

投資家における投資先の選別基準としてESGを重視する傾向が強まっている。上場企業も株主らに女性比率を数値を公約することで、経営陣の多様性向上をアピールしている。しかし、2020年の上場企業の女性役員数は2528人で、全体に占める割合は6.2%にとどまっているのが現状だ。同社では、今までDXを推進する企業・ITやWebの企業・ゲーム会社をメインのクライアントとし、幹部採用を行ってきた。そのノウハウを活かした女性の常勤役員に特化した人材紹介サービスが「Director Hub」となる。

「Director Hub」では、現状や目指したい組織像についてヒアリングを実施。取締役・執行役員の求人要件を作成する。同社において人材のサーチを実施し、必ず面談を行い、要件にマッチする人材だけを紹介。企業と役員候補で面接・面談を行ってもらう。採用内定となった場合、役員候補として入社。入社のタイミングで人材紹介としての費用が発生する。

同社が実現したいことのひとつに、高いスキル・経験を有しているものの、子育てなどで時短勤務をしている女性に、勤務時間の概念がない勤務時間、場所の管理や拘束を受けない取締役としての新たなロールを提供することが挙げられる。また、非常勤ではなく、常勤取締役の女性を増やし、本質的な女性管理職比率の向上を支援したいと考えている。

コネクトハブ