2021年06月15日 18:33

コネヒトと三重県は、県内企業・団体および市町と連携し、男性の育児を推進する。
男性の育休取得促進に向け、改正育児・介護休業法が成立。政府が2025年までに取得率を30%にすることを目標に掲げたことも相まって、企業や自治体等における男性育休取得推進の動きは日本全国で加速している。
一方、実情はというと、男性の育休取得率は2019年度で7.48%、取得期間は8割が1カ月未満(厚生労働省の調査より)に留まっている。取得率向上に加え、「とるだけ育休」などの実態、男性育児休業取得者への圧力、育児と仕事の板挟みとなる男性の産後うつの増加など、「男性育児の質の向上」に向けた取組の重要度も増加している。
コネヒトでは、「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、「家族を話そう」というキーワードをもとに家族像の多様性を実現するための活動に日々取り組んできた。また並行して「社会の意識」も変革していきたいと考えている。
このたび、三重県少子化対策課から委託により、コネヒトが運営する「パートナーとともに行う育児推進事業」においては、県内企業・団体および市町と密な連携を実施。それにより、各ステークホルダーで継続的に実践されることによって、育児受け身層も含めたより多くの家族へ継続的に届けることが可能となり、男性育児の質および満足度の向上を実現する。