2021年06月15日 17:28

豊陽印刷では、「同じものを大量に複製する」という印刷の常識から脱却するために一枚一枚名前を本人に代わって筆文字で代筆する「超めんどくさい名刺」プロジェクトを立ち上げた。6月15日11時より「Makuake (マクアケ) 」にてクラウドファンディングを開始する。

日々デジタル化が進み、全ての物がオンラインやメールですんでしまう今、そしてコロナ禍により人とのコミュニケーションもオンライン化が進んでいる。また環境問題もあり、紙資源の需要は激減し、印刷業界も苦境に立たされる中小零細企業は多い。そんな中で同社では、「一枚一枚違う名刺」「手描きで温かみのある名刺」を作れないかと考え、今回のプロジェクトを計画した。

社長の森さんは、趣味として8年前より日本己書道場で杉浦正総師範に師事し、2014年公認師範、2020年公認上席師範となり、日々その楽しさを教えている。温かみのある筆文字は見た人の心をとらえ、自然と笑みがこぼれる作品ばかり。自身、目の前で自分の名前を描いてもらったことが己書を始めるきっかけであり、その感動を今回のプロジェクトを通じて広げていこうと考えている。

なお、今回のプロジェクトでは、名前の書き方指導も、オンラインで行うこともできる。約一時間程度のマンツーマン指導により、温かみのある自分の名前を描けるようになるという。詳しくはこちら